当社は、データセンターやオンプレミス(自社運用)環境、パブリック・クラウド、プライベート・クラウドやハイブリッド・クラウドにおける基本設計、構築、サポートを行っております。また、VoIPやモバイル通信ソリューション/ITインフラ基盤/SaaSデプロイメントパイプラインを構築してきました。
現代のITインフラは、物理環境と仮想環境の境界を越えて利用されることが多くなっています。その利点の1つは、個々の構成要素にとって最適な配置を戦略的に選択できることです。また、冗長性/バックアップ/リカバリーのための設計オプションも追加されております。
セキュリティの脅威はいたるところにあり、公共性の高いITインフラは常に攻撃を受けています。自動化されたプロセスは、古い脆弱性や新たに発見された脆弱性を常に調査しており、ITインフラの安全性を維持することは継続的な課題となっておりますが、攻撃がますます巧妙になっているため、多層的なセキュリティ設計が最善の防御策となります。この防御策では、複数タイプのセキュリティ対策を導入し、様々な攻撃手法から保護致します。例えば、ボーダー・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)、ネットワーク・アクセス・コントロール(NAC)、ホストベースベース・ファイアウォール、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、攻撃対象領域を減らすためのJail(chroot)またはDocker化されたアプリケーション環境などの組み合わせが挙げられます。
多層防御(Defense in depth)は、階層的防御/多重防御と同義語として使われることもある言葉で、こちらは企業や組織全体の機能で、レイヤードセキュリティはその技術的な部分であります。多層防御(Defense in depth)には、監視/警告/インシデント対応手順/バックアップ/災害復旧戦略などの側面も含まれ、悪意のある活動から守るだけでなく、人為的ミスや環境災害からも守ることができます。